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パワハラ会社から夫を連れ出した話ー後腐れなく脱出するため、実際にした4つのこと

takenokaze11
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数年かけて追い詰められていった夫

夫の2番目の職場は、小さな販売会社でした。
本人は楽しそうに働いていましたが、話を聞いていると、人がけっこう入れ替わっているようでした。

中途入社してきた夫と同い年の人が、夫の上司の立場になったところから、雲行きがかなり怪しくなりました。
「全部俺のせいにされる」「辞めたい」と溢すようになりました。
退職を勧めても「辞めたいけど、引き継がないと辞められない」と言うばかりで2年ほど経ちました。
サービス残業、休日に連絡が入る、体調が悪くても出勤するように言われる、…どれもが当たり前の職場環境でした。

夫の腹痛や嘔吐が日常茶飯事になっていた頃、夫と同い年の上司から、妻である私と面談したいと呼び出されました。
この時の面談は2時間を超えました。
これをきっかけに、私は夫をパワハラ会社から脱出させようと動き出しました。
私が夫の領分を侵すことに抵抗感もありましたが、もう静観し続けることはできませんでした。

そして、夫は2ヶ月でパワハラ会社からすっぱりと脱出できました。

私がした4つのこと

①最終目標を決める

「後追いされずに会社を辞める」がわれわれ夫婦の最終ゴールになりました。
もちろん、夫の意向が第一優先です。

大切な人を蔑ろにされ、私には報復的な感情もありましたが、
「とにかく後腐れなく辞めたい。それだけ。後で連絡が来るとか、妻子に接触されたくない。」
が夫の切実な願いでした。

②ボイスレコーダーを持たせた

2時間超え面談で夫の上司を危険な相手だと実感した私は、すぐにボイスレコーダーを買って夫に持たせました。
再生してみると、人を責めたり侮辱したりするのがその上司の基本的なコミュニケーションスタイルであることがよくわかりました。

毎日始業後すぐに行われる営業ミーティングは、来客者や他の社員に筒抜けの状態で1時間近く続きます。
上司が売り上げの上がらなさを夫の粘り不足や行動量の少なさのせいにし続け、社長もそれを容認し助長するパワハラミーティングでした。
再生しながら、涙が出ました。

結果的に、この時の音声データを相談等で使う場面はありませんでした。
でも、データがあるのは非常に心強かったです。

夫の状況を疑似体験できたことで、その後パワハラ会社からどんなに良いことを言われても、辞めるのを止めることはありませんでした。

③弁護士に相談した

労働基準監督署に相談する、退職代行を依頼する、などの方法もあります。
目標達成のため、われわれは労働問題がご専門の弁護士に相談し、退職後の会社とのやりとりの代理人を依頼しました。

最終勤務日の翌営業日の朝一で、弁護士から会社に
「今後必要がある場合は弁護士に連絡をし、本人にはくれぐれも連絡しないでください」
と通告ファックスが送られました。
その後は弁護士が会社との中継ぎ役になってくれました。
会社や上司から夫に直接連絡が来ることもありませんでした。

費用は6万円でしたが、その後の精神的な安心感を考えれば安いものです。

④信頼できる人に話してみる

パワハラ会社の上司や社長、夫、私自身に向かう激しい怒り、強い不安をいなしつつ、「後追いされずに会社を辞める」の達成に向けて動き続けられたのは、これが大きいです。
周りの人に話したことで様々な精神的なサポートが受けられました。

夫の父母に話す

これは、敢えて、自主的にしたことです。

①②③をある程度した上で、私一人で義父母を訪ね、状況を伝えました。
義父母は、
「一刻も早く辞めるべき!」
とわれわれ夫婦の方向性を認めてくれました。

夫にとっては、辞めざるを得ないと外堀をじわっと、でも確実に埋められた状態になりました。

私の職場の上司に話す

これは、結果的にしたことです。

私の有給休暇取得が一時的に増えてしまうため、私の上長に事情を説明しました。
その時、ふと思いついて、組織の長としてどう考えるかをお聞きしたところ、
「旦那さんの職場、法令的にアウトでしょ」
とのお答え。

安心しました。

動き出してから2ヶ月で決着した

夫は後追いされることなくパワハラ会社を無事に辞めることができました。
退職後、夫の心身はみるみる回復しました。

かなり激しく感情が揺さぶられるできごとでした。
でも、私にも人を見下したり傍観したりする面があることに気づかされ、誠実なギブの精神で安定して働き続けるためには自分には何が必要なのかを考えさせられるできごとでもありました。

ABOUT ME
悠
九星気学・姓名鑑定・人の心のあれこれを、日々、実験・実践中。 介護界隈でこっそり学ぶ、午年四緑木星です。
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